【5,500円で離島旅】東海汽船ミステリーきっぷ体験談|伊豆大島8時間の回り方

ミステリーきっぷ

こんにちは、旅行しまくってる大学生です✈️

「どこかに行きたいけど、行き先を決めるのが面倒…」

「お得に非日常を味わいたい!」

「パッとしない日常に刺激が欲しい!」

そんなあなたに東海汽船の「ミステリーきっぷ」を全力でおすすめします!

目的地が当日まで分からないドキドキ感と、5,500円という破格の値段で伊豆諸島への旅が楽しめるこのきっぷ。実際に体験してきたので、リアルな情報をすべてお届けします!

実際に利用した感想

めっちゃ楽しかった!伊豆諸島(大島、利島、新島、式根島神津島)に行ったことない&どこでも寝れる睡眠力か睡眠不足でも楽しめる体力がある人は絶対楽しめる!


✅ こんな人におすすめ!

  • 伊豆諸島に行ったことがない方
  • 5,500円で非日常を味わいたい方
  • 優柔不断で目的地が決められない方
  • 週末に刺激が欲しい社会人・学生
  • 「どこでも寝れる」or「睡眠不足でも楽しめる体力」がある方

📋 この記事で分かること


🚢 東海汽船「ミステリーきっぷ」とは?

東海汽船

ミステリーきっぷとは

項目 詳細
出発地 東京・竹芝ターミナル 夜10時に出発
目的地 大島、利島、新島、式根島神津島のいずれか(当日受付時に決定)
価格 5,500円(往復)
往路 夜行便・1等室(相部屋)
復路 昼便・2等和室(相部屋)
滞在時間 夜行日帰りのため目的地によって異なる。伊豆大島:8時間30分 神津島:30分

※JR浜松町駅orゆりかもめ竹芝駅が最寄り駅です。

※往路と復路で部屋のグレードが違い復路(2等和室)は仕切りはあるもののコンセントやマットレスは無いです。ただ、昼~夕方の乗船なのでデッキに居れば問題なしです!

※相部屋ではありますが女性専用の部屋があるため女性のひとり旅してる方もいました。

詳細はこちら(公式サイト)※1月5日~3月31日の期間に行われるミステリーきっぷは6,500円に値上がっています


📝 予約方法(ステップ解説)

STEP1:公式サイトにアクセス

東海汽船の公式サイトから「ミステリーきっぷ」を検索

STEP2:電話予約をしよう

  • 希望日、氏名、連絡先、人数など

STEP3:予約番号をメモ

  • 当日、竹芝ターミナルで予約番号を伝えて乗船券を受け取り

🔍裏ワザ:行き先を事前予測する方法

実は受付する前に、ある程度行き先を絞り込める裏技があります!

東海汽船の公式サイトで「運行状況」をチェックすると、欠航している航路が分かります。欠航している島は候補から外れるので、事前にある程度の準備ができますよ。

💡 チェック方法

  1. 東海汽船公式サイトの本日の運航状況へアクセス
  2. 出発前日の夕方〜当日チェック
  3. 欠航していない島が候補に残る

💰 ミステリーきっぷ旅でかかった費用

項目 金額
ミステリーきっぷ(往復) 5,500円
愛らんどセンター御神火温泉 710円
電動自転車レンタル(4時間) 1,500円
ランチ(べっこう寿司・べっこう丼) 約1,800円
ハンバーガ 750円
バス代(往復) 740円
合計 約11,000円

普通予約し、伊豆大島へ往復すると1万円以上かかるので、このきっぷだけでもかなりお得です!

※離島での支払いには現金が必要な場合があるので、5,000〜10,000円程度の現金を必ず持参しましょう


🌴 【実録】伊豆大島8時間モデルコース

伊豆大島

⚠️ 夜ご飯を済ませてから行きましょう。また翌日朝のご飯を買っておくのがおススメです。※一応船にもレストランはあります…

当日夜。竹芝ターミナルで予約番号を伝えると、行き先は伊豆大島だと判明!

滞在時間は約8時間半。無計画で大島に降り立った私が実際に巡ったルートを紹介します。

AM 6:00|伊豆大島に到着&朝風呂へ直行

到着場所: 岡田港

ターミナルを出ると、船の時間に合わせたバスが待機しています。これに乗って最初の目的地へ。

最初の目的地: 愛らんどセンター御神火温泉(元町港方面)

※船が到着する時間に合わせてバスが3台待機しているので目的地に注意しましょう。

  • フェリー到着日は朝早くから営業
  • 入浴料:710円(タオル類は追加料金でレンタル可能)
  • 正直レビュー: 個人的に塩素の匂いが少し気になりました。が早朝から体を温められるのはありがたかったです。朝風呂で目を覚まし、休憩スペースで計画練り練り。

AM 8:30|電動自転車で「裏砂漠」を目指す!

電動自転車

レンタル: みよし土産品店で電動自転車をレンタル(4時間で1,500円)

他の店舗よりだいぶ安い!裏砂漠など山方面へ行くなら、絶対に電動自転車がおすすめ。普通の自転車だと坂道で後悔します…。絶対に。

目的地: ここでしか見られない「裏砂漠」

⚠️ 注意点

  • 自転車では最後まで行けないため、「伊豆大島 大島温泉ホテル」をナビにセット
  • ホテルの駐車場に自転車を置かせてもらいました。多分グレーです…
  • ありえないぐらいの上り坂です。転ばないように頑張りましょう。

AM 9:30|映画のような世界「裏砂漠」探検

裏砂漠1

温泉ホテルの駐車場から、まずは「再生の一本道」を進みます。

トトロが出てきそうな木々のトンネルを進むとだんだん足音が変わってきます。そして目の前には黒い砂漠地帯!

裏砂漠2

裏砂漠の魅力

  • 足元には軽石が広がり、歩くたびに「シャリシャリ」と音を鳴らす
  • 日本とは思えない異世界
  • どこまでも続く火山の景色

どこからが正式な「裏砂漠」なのかは分かりませんでしたが、マップ上の「裏砂漠」地点まで進んで引き返しました。どうやら、まっすぐ進むと出口がある一本道になっているようです。

裏砂漠3

📸 黒い大地と青空のコントラストが最高に映えます!

⚠️ 服装の注意: 火山灰らしきもので靴や服が汚れます。汚れても良い服装で行きましょう。

⚠️ お手洗いはありません。途中の三原山外輪山展望台を利用するのがおススメ


AM 11:50|名残惜しくも自転車を返却

展望台1

お店に戻る途中、三原山外輪山展望台に寄り道。行きによるのもありですが時間がなければスルーでOK。裏砂漠で過ごす時間の方が楽しいです。

慰霊碑

道中で慰霊碑を発見。平成25年の大規模な土砂災害で、39名もの死者行方不明者が出たらしい。生まれた後の災害だけど全然知らなかった…


PM 0:30|地元グルメを堪能!ランチタイム

移動: 元町港から岡田港へ(バス利用)

海のキッチン

べっこう寿司

  • べっこう寿司とべっこう丼を注文
  • 島唐辛子を使った醤油ベースのタレが特徴
  • 辛いのが苦手な私でも美味しく食べられる程度の辛さ。独特な漬けマグロって感じ!

Starfish and Coffee

ハンバーガー

  • 白身魚ハンバーガーが有名
  • その日揚がった魚を使用
  • 新鮮な白身魚のフライでしたが、個人的にはべっこう寿司の方が島らしさを感じられました

PM 2:00|竹芝ターミナルへ帰路

フェリーに乗り込み、帰りの便はずっとデッキに居ました。海の上から見る日没がマジできれい!

夕日

東京湾に沈む夕日と、オレンジ色に染まる海。これを見るために5,500円払えると思うぐらい絶景です。デッキは風が強いですが、寒さ対策をして見る価値は絶対にあります!小腹がすいたらカップラーメンを食べましょう。寒い中外で食べるカップラーメンほどおいしいものはないです。船内に売ってます!


PM 7:00|竹芝ターミナルに到着

大満足のミステリーきっぷの旅は終了です。

次は神津島にも行ってみたい(船内の星空ポスターに魅了された)


🛥️ 船内の過ごし方完全ガイド

さるびあ丸ってどんな船?

今回の旅の足となるのが、東海汽船の客船「さるびあ丸」です。2020年に就航したばかりの新しい船なので外装はもちろん奇麗だし、船内もめっちゃ奇麗です。汚いな…なんてイメージは持たなくてOKです。

船室について

往路(夜行便):1等室

1等室

  • 一応上級席ですが、知らない人との相部屋になります
  • プライベート重視の方には不向き
  • 女性は「女性専用の部屋」があるので安心
  • 利用客がいない時期に開催されるキャンペーンなので部屋には私含め4名で快適でした。

復路(昼間):2等和室

  • カーペット上に自分のスペースが割り当てられる
  • 昼間の便なので、私は終始デッキで海風と夕焼けを満喫しました

船内設備

① 【重要】電源とWi-Fi事情

現代を生きるスマホ中毒者にとって一番気になるのがスマホの充電とネット環境。

  • 充電設備: 往路で利用する特2等にはベッドサイドにコンセントがありますが、復路の2等和室には、1スペースに1つと設置されてるわけではありません。モバイルバッテリーは必須と思っておいた方が無難です。
  • 船内ネット環境: 東京湾を出るまではモバイルデータを利用できる回線が多いと思います。船内にもフリーWi-Fiがありますが、船内の場所によっては繋がりにくい場所も結構あります。スターリンクも繋がるらしいですが接続方法が分からんかった。

💡アドバイス: 暇つぶし用の映画や音楽は、乗船前にAmazon PrimeNetflixでダウンロードしておくのが鉄則です!※私は夜景見て寝ました

② 食事と飲み物

船内には営業時間は限られているもののレストランがあります。また、自動販売機コーナーにもカップラーメンやお菓子、ジュースとアルコールが置いてあります。

  • ラインナップ: ジュースはもちろん、アルコール、お菓子、アイス、冷食など揃っています。
  • カップ麺: 船旅の醍醐味といえばこれ。カップラーメンの自販機完備。夕日が沈む海を見ながら食べるカップ麺は地上の3倍美味しいです。

③ 展望デッキの楽しみ方

さるびあ丸に乗ったら、部屋に荷物を置いてデッキに出てみてください。

往路(夜)の楽しみ

  • レインボーブリッジの真下をくぐる
  • お台場や羽田空港の夜景を一望
  • 天気が良ければ星空も綺麗

復路(夕方)の楽しみ

  • 東京湾に沈む夕日
  • オレンジ色に染まる海
  • カップラーメンと夕日の最強コンビ
⚠️ デッキは風が強く、防寒対策必須!海水で服がベトベトになることもあります

④ シャワールームも一応完備

「夜行便だとお風呂に入れない?」という心配も無用です。船内には清潔なコインシャワーがあります。まあ、5分100円とかだいぶ割高なので家で浴びてきましょう。

🤢 船酔い対策

東京湾を出ると揺れが大きくなりますが意外と酔いませんでした。エンジンで小刻みに揺れるというよりかは波によって左右にゆっくりと揺れるタイプです。

船酔いが心配な方は、念のため酔い止め薬を事前に飲んでおくことをお勧めします。一回寝ると起きないタイプの人は東京湾から出る前に寝てしまいましょう。出航から約2時間以内がチャンスです。


🎒持ち物リスト

実際に持って行った物

  • 汚れても良いバック(リュックかナップザックがおススメ)→基本的に荷物と共に観光するので手ごろなサイズ感が大事
  • Tシャツ一枚(船に乗る→船で寝る「ここで程よく寝やすい恰好が大事」→翌日観光)
  • 充電器(寝る際の枕元にコンセントがあり)
  • 現金
  • 歯ブラシ(船内の自販機でも販売)
  • モバイルバッテリー(写真を撮りまくる&復路はコンセントが無い)
  • 翌日の朝ごはん(目的地によっては昼ごはんも大事・一応船にレストラン/自販機はあります)
  • 防寒着(デッキと大島の風が結構冷たい&海水でべとべとします)
  • 程よい服装(離島旅はたくさん動くので汗かきますし、汚れます)
  • フェイスタオル(朝一温泉入るならもってこう。ぶん回せば乾く)
  • ビニール袋(この旅行限らずいつも持ってってる・万能)

今思う持って行ってもよかった物

  • 酔い止め薬
  • 雨具(天気予報を見て決めましょう。あればレインコートがおススメ)
  • 寒がりの人は寝る際に羽織るやつ(往路は毛布が一枚付き。100円でさらにレンタルも可能)

女性は化粧しないで行って次の日の朝化粧するのがいいと思う。ガッツリ化粧落とすのは難しい気がします。


📱島内のネット環境

  • 楽天モバイルを使っていますが、裏砂漠の奥の方は電波が弱くなる場合あり
  • 少し移動すればつながるようになるので問題なし

🤔メリット・デメリット(正直評価)

メリット(最高!)

価格が破格(5,500円で往復+非日常体験)

夜行便で時間を有効活用

デッキからの夕焼けが絶景(これだけで価値あり)

当日決定のドキドキ感(無計画旅行好きにはたまらない)

伊豆諸島初心者に最適(どこに行っても楽しめる)

デメリット(注意点!)

⚠️目的地が選べない(運に任せるしかない)

⚠️日帰り強制のため、遠い島だと滞在時間が短い(神津島は30分!)

⚠️基本的に相部屋になる

⚠️船酔いする人は酔い止め必須

⚠️睡眠不足になる可能性が高い

⚠️エンジン音がうるさい


🌟 まとめ:こんな人は今すぐ予約すべき!

ミステリーきっぷは、週末のちょっとした刺激や、行ったことのない伊豆諸島を探検するには最高の手段です!

特にこんな方には全力でおすすめ:

  • 5,500円で非日常を味わいたい
  • 優柔不断で行き先を決められない
  • 船旅や離島に興味がある
  • 絶景の夕焼けを見たい

私は大満足の旅でした。次は神津島に行ってみたいと思っています。

冬になったら星空観測したい!

 


旅行に行きたいけど計画立てるのめんどくさい。どこに行こう…

まねしてみてね!

 

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