
大学生のうちにやりたいことの一つ。日本の東西南北、「日本最〇端」を無事制覇することができました!
今回は、それぞれの場所への行き方、到達難易度、予算やかかる時間、そして注意点など、実際に行って感じたことをまとめました。
「日本最〇端に行きたい!」という特殊な目標を持っている方、ぜひ参考にしてみてください。
最北端:宗谷岬(北海道)

【実体験メモ】 私は羽田から稚内空港へ、ANAの「トクたびマイル」を利用して行きました。 空港から宗谷岬まではレンタカーで30分ほど。一本道で駐車場も広いので、運転初心者でも安心して行けます。※免許無くてもギリ行ける
✨感動ポイント: 正直に言うと、実際あんまり感動しないかもしれません(笑)。 空港からもアクセスがよく、道の途中に看板が突然現れるので「やっと着いた!」という達成感は薄めです。ただ、目の前の海は荒々しく、自然の強さを肌で感じることはできます。
⚠️注意点: 私は11月に行ったので雪は積もっていませんでしたが、地元の人によると「冬は寒さと雪で運転の危険度がぐんと上がるので注意」とのこと。冬場に行く場合はバスの方が安全かもしれません。また、稚内の観光シーズンは夏です。冬は休業しているお店もあるので要注意です。
📍周辺観光スポット:
最東端:納沙布岬(北海道)

【実体験メモ】 羽田からJALnaviの半額特典航空券を利用し釧路空港へ。そこからレンタカーで3時間ほどで納沙布岬です。果てしなく続く一本道。信号も少なく、アクセルをずっと踏み続ける状態になります。※免許無いとほぼ不可能
✨感動ポイント: 4極の中でも半島の先のとがった場所にあるので、「うわぁ、自分が日本で一番端っこにいるんだぁ」という感覚を強く味わえる場所です。 すぐ近くにロシア(北方領土)が見えるため、領土問題を肌で感じる社会勉強にもなりますし、北海道特有の雄大な自然も味わえます。
⚠️注意点: 地元の方が80キロ以上出して運転しているので、ちょっと煽られている気分になります(笑)。途中に休憩スペースや追い越し車線があるので、無理せずそこで道を譲るのがおススメです。 帰りは中標津空港から羽田へ帰ってきました。INとOUTの空港を変えると広い北海道を満喫できます。
📍周辺観光スポット:
最西端:与那国島(沖縄県)

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時期: 9月
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アクセス: 飛行機(RAC)かフェリー(通称:ゲロ船)→ 現地でレンタカー or レンタサイクル
【実体験メモ】 波照間島とセットで行きました。石垣空港から与那国空港へJALnaviの半額特典航空券を利用。与那国についてからはレンタサイクルを利用し「日本最西端の碑」へ。※免許不要
✨感動ポイント: 実際、最西端の石碑そのものよりも、その道中にある海が凄くきれいです。「与那国馬」という馬がほぼ放し飼いにされており、ここでしか味わえない距離感で動物と触れ合えます。
⚠️注意点: 体力に自信のない方、日焼けしたくない方は「レンタカー」の利用を強く強くおススメします。 坂道がキツイ上に、紫外線もヤバいです。集落では飲み物を買えますが、少し離れると何もありません。日陰もないのでゆっくり休むことも難しいです。運動部だった男子大学生ですら自転車は疲れました…。
📍周辺観光スポット:
最南端:波照間島(沖縄県)

【実体験メモ】 8時発のフェリーを利用したため早起き必須。高速船とは言いながらも意外と揺れるので、酔いやすい方はしっかり睡眠をとるか、酔い止めを服用しましょう。島に着いてからはレンタサイクルを利用しました。与那国島より平坦なので移動しやすいです。※免許不要
✨感動ポイント: おそらく日本のどこよりも大自然を味わえます。見渡す限りのサトウキビ畑、どこまでも続く海はもちろん魅力的です。 そして何と言っても砂浜が意味わからないくらい綺麗! 水道水より透き通っています。紫外線さえなければ、ずっとここに居たいと思うほど静かで綺麗な島でした。私の一押しは誰が何と言おうと「サンゴの浜」。人もいなくて静かで小さなプライベートビーチです。死ぬまでに絶対もう一回行きたい場所です。
⚠️注意点: 与那国島も同様ですが、マジで紫外線がヤバいです。気温が高く蒸し暑いですが肌は絶対に隠しましょう。特に色白の人はすべての皮がむけるので要注意です。
📍周辺観光スポット:
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基本的に島全体が魅力的な観光スポットですが、「ニシ浜」「ハマシタン」「ウラピナの浜(サンゴの浜)」「波照間空港(旧ターミナル)」などがおすすめ。
実際に行って感じたそれぞれの比較
🏆 到達難易度ランキング
❤️ 個人的・感動ランキング
最初に行くべき日本最〇端はどこだ?
- きれいな景色を見ながらドライブしたい(冬以外)→ 納沙布岬「一本道の爽快感、北方領土の絶景、赤エビラーメンも最高」
- とりあえず「日本最〇端」を体験してみたい→ 宗谷岬「アクセス良し、達成感あり、初心者でも安心」
- 何もない魅力的な島で、透き通る海を見たい(春〜初夏推奨)→ 波照間島 or 与那国島「死ぬまでにもう一度行きたいレベルの絶景」
⚠️ 注意:冬・台風シーズン(12〜2月、8〜9月)はフェリーの欠航リスク高
個人的には波照間島は一番最後に行ってほしい。レベルが違うくらい絶景だし心が満たされる場所
※「四極踏破証明書」についての注意点

「日本本土四極踏破証明書」という、4枚集めると裏面が賞状になるカッコいい証明書がありますが、これは「日本本土最○端(離島を除く)」が対象です。

配布場所
- 最北端(宗谷岬・稚内市): 稚内市役所や稚内駅など。「本土四極市町連携交流 | 北海道稚内市」
- 最東端(納沙布岬・根室市): 根室市役所や根室市観光協会など。「四極踏破証明書を交付しています/朝日にいちばん近い街」
- 最西端(神崎鼻・佐世保市): 観光情報センターやさせぼっくすなど。「日本本土最西端証明書の交付について/佐世保市役所」
- 最南端(佐多岬・南大隅町): さたでい号待合所や観光案内所など。詳細「鹿児島県南大隅町/日本本土最南端証明書」
※上記4か所の証明書は無料でもらえますが、これらとは別に単独で到達証明書を発行している場所もあります。それらは合体しないし、しっかりと有料なの注意してくださいね!
私は佐多岬だけまだ行けてないので、いつかリベンジします
最後に
日本の端っこに立つと、言葉にできない達成感や自然の雄大さを感じられるのは確かです。
まあ、 移動は大変ですが、そこに行かないと見られない景色、食べられないもの、感じられない空気があります。
何歳になっても行くことはできます。ただ 大学生の今行けたからこそ「時間」と「体力」「学割(JALnavi)をフルに使って安く余すことなく楽しむことができました。
年取ってからはもう行きたくないです。とくに与那国島。興味がある方は若いうちに挑戦してみてください!
やりたいことが見つからない?この旅程を真似すればOK
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